管理人のMacのスクリーンセーバーは、Flurryをチョイスしています。
Jaguar(Mac OS X v10.2)から標準搭載されていますが、
管理人がMac OS 9からXに乗り換えたのもJaguarからでしたので思い入れ深く、20年以上愛用しています。
レインボーであることもあり、他の選択肢は考えられず、Flurry一択です。
90年代のパソコンは、液晶ディスプレイではなくCRTモニタでした。
ブラウン管の焼付きを防ぐための、ユーティリティソフトウェアとして始まったスクリーンセーバーの歴史ですが、
やがてエンタメ志向が強くなり、フライングトースターや水槽、迷路などが、
古くからのパソコンユーザーの記憶に残っていることと思います。
液晶ディスプレイが当たり前の時代になり、すでにその役目は終えたと言われていますが、
今年の正月まで使っていた管理人のiMacも、現在の34インチモニタも、焼付きに似た状態になることはありますので、
本当に役目が終わっているのかは少々疑問です。
スリープと違い、スクリーンセーバーは電力を通常起動時同様に消費するので、
現在では一般的に、セキュリティ対策や単なるアクセサリーとして認識されているようです。
面白いのは、McDonaldのFlurryとの名称の一致です。
Googleで検索すると、MacではなくMcのFlurryの方が多くヒットします。
McDonaldのFlurryの日本での発売は2006年で、2002年発売Mac Jaguarより後ですが、
世界的に見ればMc Flurryは1995年登場のため、当然といえば当然の結果なのでしょう。
デザインに拘ったジョブズの功績で、ドラマや映画の中のオシャレな小道具として、Macが使われることは良くあります。
スクリーンセーバーのFlurryも、その延長で見かけたことがある人が多いと思いますが、
リアルに見たことがある人は少ないのでしょう。
iPhoneのヒットによりMacのシェアも向上したとはいえ、Windowsのシェアに適うはずもなく、
今なお意識高い系御用達、デザイナーなどクリエイティブな一部の職業の人のためのガジェットです。
そのため「マック」のFlurryといえば、多くの人にとってMcDonaldの食べ物になる訳ですね。
MacよりMcのFlurryが後発だったとしても、Google検索結果は変わらなかったかもしれません。