手持ちのオールドキーボード2台を漂白しました。
冒頭写真では手前のキーボードが該当、以下の引用では一番奥のキーボードです。
もともとケースの黄ばみはそうでもなかったですが(再塗装されたリビルド品のため)、
フルキーとテンキーの間の仕切りパーツの黄ばみはナンバーワンでした。
現在、我が家では3台になったApple IIGS Keyboard(A9M0330)。
Apple IIGS Keyboard
キーが外れているものは01年に購入し、14年に米国に送って修理(二往復)、18年に退役した1号機で、
ニコイチを目論み、まずは筐体とキーを漂白しようとしているところになります。
それが現在、3台中で最も白くなったと言えるでしょう。
ワイドハイターEX、GJです。
【漂白剤+日光浴】威力絶大!46年も前のゴムとプラスチック部品を真っ白にできた
Yahooニュース
スペースキーの黄ばみはまだまだだと感じたので、漂白継続中です。
「W」は悲劇です。
浴室でハイターをすすいでいるとき、いきおい余ってキーが浴槽下に入ってしまいました。
その後、排水口を塞いで洪水を惹き起し、事なきを得ています。
浴室がプールの消毒槽みたいなニオイで充満して参りましたが、
キッチンハイターが塩素系であるのに対し、こちらは酸素系なので、
プール臭はしないはずなんですが、プラシーボ効果? でしょうか。
化学は詳しくないので、「酸素系? 酵素系じゃなくて?」と思いましたが、
酸素系で合っているみたいです。
でもやはり限度というものがあって、何事もやり過ぎ注意なんです。
管理人にとっては美白より重要な6色りんごロゴも侵されてしまいました。
短時間の漬け込みなら問題ないのでしょうが、数日にわたってしまうと無理なのでしょう。
実はスニーカーの漂白のときも、レインボーカラーが溶け出してしまっていたんですね。
人間は痛みを忘れてしまう生き物なのだと、つくづく痛感させられます。
あ、痛みを忘れるのに痛感って、なんか矛盾してるっぽい感じが面白いです。
で、こういうパーツが自宅にいながらにして入手できる、良い時代になったものです。
最初から外して漂白すれば済んだことなので、無駄遣いには違いないですが。
さてもう1台の漂白は、以下の2台の内の1台で、
一時期大量に我が家にあって、さんざん捨てまくってきたキーボードです。
練り込まれたデザインのGSと比べてしまうと、めんこくないんですよ。
余白が野暮ったいと言いますか。
旧タイプは6色りんごロゴが付いていたと知ると、コストダウンによる改悪だと感じ、ますます愛着が湧きませんでした。
厳密に言えば、りんごマークはあるんです。
でも、デボス加工だと思っていたソレが、りんごマークをハメ込んでいた名残だと知ったときの悔しさと言ったら。
ラバーカップ式メンブレンキーボードの安っぽい打鍵フィーリングも、どうにも受け入れられませんでしたし。
(そんな冬の時代からのAppleユーザーでありながら、株を買っていなかった悔しさと言ったら)
そのスペアとして、大昔に手放していたADBキーボード2種(Apple純正&サードパーティ製)を再度購入。
大昔に手放していたADBキーボード2種の内、Apple純正の方は、
ニューUSB・RGBメカニカル①
厳密に言えば初めて入手するカラードロゴバージョン(6色りんごロゴ付きバージョン)のため、
これはこれでコレクションに加えることができて喜んでいます。
現在は初代GSと共にハイターで漂白中ですので、クリーニングが終わったらお披露目します。
あんまり変わっていない気もしますが、テンキーの「8」の漂白がアマいので、
少しは白くなったことがわかります。
漬け込んでいても、キーは軽いので液体中でふわふわ動いてしまうんですね。
キートップが長時間、8は下を向いてしまっていたのでしょう。
陽に当たらないと効果が薄いので、その差です。
(現在、GSのスペースキーと一緒に漬け込まれています)
白くなったと言っても、漂白済みのGSより黄ばみが強い気がしますが、もともとGSよりベージュな製品でした。
ポリタンク型のPower Macが出る直前までのマシンは、ベージュMacと呼ばれていますしね。
もっとも、もう少しグレー風味が強かったようにも思いますが、
新品を目にすることが困難な今となっては、曖昧な記憶で語るほかありません。
まだ漂白していませんが、以下が「大昔に手放していたADBキーボード2種」のもう1台です。
6色りんごロゴもないので、R&M要素皆無の製品ですが、
どう見てもGSのキーボードインスパイアのため、紹介しておきます。
以前の所有当時ですでに、GSより新しいためメインに据えるべきでしたが、そうしなかったんですね。
やはりGSのフィーリングとは微妙に違うと言いますか、少しストロークが浅いというか、安っぽいというか。
でもイマ触ってみて、充分気持ちの良いキーボードであると思います。
いずれこの子も漂白し、大切にしたいと思います。
「スペア」として。
だって、前回のUSBキーボードも、結局仕舞われてますもん(笑)。
趣味嗜好って、かなり頑固なんですね。
それにしても新調した3台ともスペアだなんて、究極の無駄遣いです。