行政におけるR&M-市制80周年

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木更津市80周年記念ロゴ(木更津市ホームページより転載)

前回の続きになりますが、面白い偶然を見つけました。
木更津市、人吉市、鎌倉市の市制80周年ロゴの一致です。

冒頭ロゴの木更津市は、今年に市制80周年を迎えました。
ホームページには以下のように書かれています。

  • LGBTを象徴するレインボーフラッグの色(赤、オレンジ、黄、緑、青、紫)を使用しており、
    市制施行80周年記念事業の基本方針であるパートナシップ・共生社会の実現という意味を込めています。
  • 80thの部分が「∞(無限大)」となっており、
    人と人とのつながりは無限大そして木更津市の未来も無限大という意味を込めています。
木更津市ホームページ

なるほど、明確にLGBTを意識しているわけですね。
無限大を表すのは8ではなく、8の下の輪と0を繋げた部位、と解釈すれば良いのでしょうか。
以下の鎌倉市では、8は「無限大のマークを起こしたもの」だと、どこかのニュース記事で読んだ記憶があるのですが、
色といい、無限大イメージといい、ここまでコンセプトが類似するのも面白いと感じます。

鎌倉の未来を担う次世代の若い力の結集をコンセプトとして記念ロゴマークのデザインは、
鎌倉の未来を担う小学生の皆さんに広く呼びかけ、決定しました。

鎌倉市ホームページ

鎌倉市は2019年が80周年だったそうです。
考えてみれば、漢字の八でも末広がりと言いますし、8の無限大イメージと通じます。
ググってみると、これについての考察は結構ありました。
8の持つイメージと、レインボーの相性は良いのかもしれません。

人吉市は、2021年に80周年を迎えたそうです。
こちらは0の中をレインボーというデザインですね。
ブルーのグラデーションにはこだわりながら、ピンクや紫系の色がないのが少し残念ですが、
その代わり、茶色とグレーでマルチカラーになっていると言えます。

雨上がりに空にかかる虹で、豪雨災害からの復興とその先の明るい未来を表現したロゴデザインです。
豊かな山と球磨川、人々を乗せて運ぶ川下りの船とSLで、人吉の魅力を伝えます。
金色をイメージした明るい茶色とカラフルな配色で、80周年のおめでたさを表現しました。

人吉市役所Facebookページ

やはりレインボーには、子どもから老人まで全ての世代に優しい印象があるのかもしれませんね。

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