立ち上げたばかりの当サイトにとって、あまりにもタイムリーであり、
イマ旬な話題(大炎上中)のAmazonレインボーテープ。
管理人個人的には、
なんてキレイなんだ
しかありません。
強いて言えば、青(水色)の重複が残念なのと、
ピンクは従来の6色ストライプの方に加えてほしいくらいです。
それでも写真を見る限りでは、テープはよく見かけるフラッグより色がやや薄い仕上がりで、
これまでにないほど、バランスが整っているフラッグだと感じます。
思想的な理由から、一部の人にとっては
見るのも嫌だ
なカラーにされてしまっていることが、R&M萌えとしては何とも悲しい事態です。
ただのレインボーカラー好きには迷惑な騒動だ
という意見もありました。
同好の士はやはりいるようです。
ちなみに管理人はノンケ(ノーマル、ヘテロ、ストレート、異性愛者)です。
しかもこのテープは黒地に水色のAmazonロゴ。
これはもう、当サイトフッターの配色そのまんまです。
受け取り拒否ではなく、
そのままディスプレイしたい
がために、受け取っても開封したくないレベルです。
自分がAmazonのヘビーユーザーと呼ばれるレベルなのかどうかはわかりませんが、
わりとよく利用すると自覚している管理人の元には、このテープで梱包した商品はまだ届いていません。
直近の注文は16日、配達は17日だったので、管理人の住居所在地は、「一部の地域」に該当しないのかもしれません。
この記事を分類したカテゴリーのひとつに世間評価がありますが、
純粋な色に対する考察とは違うので、少し迷いました。
LGBTロゴについても、いずれ書きます
サイトロゴをつくる
としていましたが、重いテーマなのでずっと先のつもりでしたし、
今日も先送りしたかったのですが、少しだけ。
主義主張、思想の押し付けはそれこそ多様性に反するとは思います。
押し付けるものが多様性であるなら、本末転倒というかもはやギャグです。
でも、対立する意見を述べる相手の発言を妨げたり(聞かなかったり)、
相手の意志を尊重しなかったり(双方の落とし所を探らなかったり)するのは、
ディベートにおけるルール違反だと思いますので、
押し付けてくる相手に「押し付けるな」という態度を表明するのも、立派なルール違反となり、
どっちもどっちなループに陥ることになってしまうようにもに思いますね。
そもそも小学生が好きな色であって、良い大人がキモい
みたいな意見がチラホラありましたが、これは完全にアウトです。
ただのヘイトですし、論点がズレてますし、
これぞ反論が押し付けになってしまっているという見本のようなものです。
いえ、もはや模範解答と言っても差し支えないでしょう。
嫌悪する(べき理由がきちんとあるとしたら)相手と同じレベルに、
自らの身を落としている、と言えると思いますが、
プライム会員にはなったが、プライド会員になったおぼえはない(キリッ)
のような、自らの承認欲求を満たすためだけに面白がって攻撃に参加する人も含め、
立ち位置(論点)が少しずつズレた人たちのバトルロイヤルと化したネット上では、
そんなに目立たないんですね。
ろくに叩かれもせず、対Amazon、対LGBTの呉越同舟に組み込まれていきます。
こうなったら、誰がどう説教したって無駄です。
ネット上の悪意の暴走は止まりません。
それが人間の本質であるとも思いますし。
不買を筆頭に、Amazonへの批判的なコメントばかりが目立つTwitterですが、
売上にどの程度の影響があったのかは、Amazonには公開していただきたいと思いますね。
そして、
影響はまったくなかったですよん
と発表していただける結果であることを願っています。
なぜなら、管理人の想像ではネットユーザーの9割はROMです。
だって、日本人って本来そういう人種でしょう。
残りの偏った人たち1割の意見が、世論であってたまるものか、という思いが第一。
流されやすいのもまた日本人であるなら、
ごく一部の声の大きい人たちの意見が、本当に世論として形成されていく懸念が第二。
自分自身も含め、ネットで何かを発信するのは頭のイカれた輩だと思っていますので、
SNS、それも匿名投稿可能なTwitterが、
いかにも世論を反映しているかのようなミスリードを封じたいのです。
第三は、先ほども書きましたが、悪意こそが人間本来の姿なのかもしれない、
つまり、悔しいけれど世論として受け止めても良いのかもしれないという思考実験結果を、払拭したい思いです。
企業が政治的メッセージを発信するのは良くない
という意見は理解できます。
ですが、「多様性を受け入れよう」という言葉に政治的意図を含めてきてしまった経緯、背景が問題なのであって、
言葉や色柄自体には、政治的意味あいはない、即ち罪はない、と考えています。
もっと言えば、相手の意見を「受け入れない自由」も、本来なら多様性に包含されています。
そして、相手が本当に「押し付けてきているのかどうか」という問題もあります。
誰が線引きできるのでしょうか?
相手がハラスメントだと感じたらハラスメント
という論法を良く見聞きする現代ですが、とても危ういと感じています。
管理人は昭和生まれだからこそかもしれませんが、
届いたらハッシュタグを付けてぜひ投稿してください
に対し、たとえどんなに嫌悪したのだとしても、
鼻で笑ってスルーする権利が、今回の我々にはありました。
強制されてはいないからです。
だからといって、スルースキルを身につけるだけでは解決しない問題もあるのは確かだと思います。
代表的なのは、性自認が女性であり、身体が男性の女子トイレの使用問題です。
犯罪に繋がりかねない大問題だと管理人も感じていますから、
なんでもかんでも黙って受け入れることには反対です。
これには声を上げて反論すべきです。
解決策は、性別フリートイレ、身体が女子専用トイレ、身体が男子専用トイレの3つに分けるしかないと思います。
人それぞれ、使用可能な好きなトイレを使用すれば良いということであり、
同時に、他人が選んだトイレにどうこう言うべきでない、ということにもなります。
そもそも、現在でも小さな事業所(マンションの一室でのSOHOなど)ではトイレは分かれていませんし、
どこでも大昔には分かれていなかったはずですが、「だから我慢しろ」とは言いません。
各家庭のトイレは性別で分かれていないのが普通ですが、
他人と出くわす公共のトイレとは違う
と、一笑に付して良い問題では、実はないのです。
感じ方は人それぞれであり、常識は時代で変化します。
コストの問題で実現できないだけで、家族間でも分離を望む人がいても不思議ではありません。
それでも、過剰な権利意識の存在が、問題の根にあるような気がします。
旧来の差別意識に対するカウンターとしての運動が、新たな差別(逆差別)を生み出し続ける構造は、
負の連鎖としか言いようがないと思うのです。
運動の目的が、権利を獲得するためではなく、
実はお金儲けや社会を破壊するためである、というならまだ腑に落ちますが、
参画している当人でもそういう自覚はなかったりするところが、怖いところです。
言い出しっぺはブレずとも、後から加わった人には、洗脳の可能性があります。
だいたい、LGBTの人たちが全員同じ方向を向いた一枚岩のはずはないです。
カミングアウトしたくない人だっているでしょうし、
同好どうしで連帯したいとは考えていない人にとっては、派手な運動は迷惑でしかないでしょう。
…と、ここまで書いてきて、
オリジナルってなんだろ?
サイトロゴをつくる
も、同じ根の問題=過剰な権利意識の存在、であるような気がしてきました。
オリジナルもLGBTも、同一記事内で登場したワードであることは必然だったのかもしれません。
冒頭の
思想的な理由から、「見るのも嫌だ」なカラー
は、
LGBTのイメージカラーでもあることが、購入・着用を躊躇わせているだけ
トッキュウジャー
に繋がります。
管理人としても正直、LGBTのプライドフラッグが進化して白黒茶なども加えたマルチカラーになったときは困惑しました。
(LGBTという名称自体も進化し、様々なバリエーションがある現在、正直もうよくわからないです)
犯罪を容認することになる性的嗜好は別としても(法とて時代で変わりますが)、
多用な嗜好に偏見は持っていないつもりですが、誤解はされたくなかったからです。
それまでは、
レインボーも好きだけど、自分の好みは本当はマルチカラーだから
と言えました。
パートナーを見つけるのに苦労しているであろう少数派の方々をぬか喜びさせるのは罪作りですし、
ジェンダー問題がここまで炎上してしまった現代においては、
「特殊な性的嗜好」より「偏った思想」の持ち主と見られることの方が面倒です。
このまま社会の分断が進めば、
いずれは「R&Mが好き」だなんて公言できない世の中になってしまうのかもしれません。
いえ、すでにもうそうなのかもです。
だとしたら、一体それは誰得なのでしょうか。
ピンバック: レインボー靴下② - R&M萌え
ピンバック: レインボーパッケージ - R&M萌え
ピンバック: リステリン - R&M萌え