この写真から蜂女を連想できる人は、おそらく50代以上だけかと思いますので、参考画像も貼っておきます。
蜂女
ハチの特性を備えた怪人。
仮面ライダー公式サイト
刺さった者を溶かす毒針を放つほか、サーベルを振るって戦う。
管理人的には、このビジュアルは蜂でなく蝶だろう? とツッコミを入れたくなります。
胸の等高線? は、蜂のカラーリングを模したものだと思うのですが、蝶の口にも見えるんですよ。
スーツのメインカラーがイエロー、等高線がブルーというように逆であったなら、印象は違ったかもしれませんが。
でも、ハチオンナです。
AI による概要
青いミツバチには、ルリモンハナバチやナミルリモンハナバチなどがあります。
Google検索結果
青いミツバチも存在する以上、色についてはこれ以上言えませんが、
子ども向けの番組で胸を強調できたのは、70年代だからこそだったと思います。
マジンガーZに出てくる女性型ロボットでは、○ッパイミサイル(正式名称ではない)などもありましたが、
現代なら許されない描写でしょうね。
蜂女についてはわかったけれど、冒頭写真との関係がいまだ不明だという方のために蛇足ながら書きますと、
要は、前編であるいもむしインスパイアの時点では無かった、レインボーの樹脂パーツと木部の境目に、
追加でうずまき状の籐巻きを施したということです。
もちろん、他にも進捗はあります。
細い部分(差し込み)には羽根を埋め、装飾の境のリングは貝に置換予定
我が家のミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)7歳の、脱皮した甲羅をどこかに組み込みたい
カメのお腹ってどうなってるか皆さん知ってますか??
① お腹側は哺乳類の皮膚のように柔らかい
② お腹側にも甲羅があるどちらだと思いますか?
野毛山動物園
お客さんに聞いてみると回答が半々になることが多く、知らない方も結構多い!ということに最近気づきました。
答えは…
『お腹側にも甲羅がある』
です!
さらに、木部の突起のひとつを鹿角に置換し、既存の象牙のひとつをホワイトニング。
オリジナルの白さを取り戻しています。
もうひとつの象牙は、それ自体もクリアーも経年による黄変が見られますが、
それも「味」ということとして、あえて残しました。
エイジドデニム(Aged denim)みたいな感じですが、エイジと味が似ていて面白いなと思います。
味を英字で書くとAji、Agですから。
サメとヘビの段差は、レジンとウレタンで埋めました。
あと何度かウレタンを塗り重ねてから研げば、完全にフラットになります(貝リングとツライチにはしません)。
レインボーの樹脂パーツは角度を調整している間にずいぶんと接着剤のヒビが入っており、
その上から固めても、光の屈折による白化がごまかせないことから、レジンで固め直しました。
樹脂パーツを傷つけないように注意しながら、
接着剤をパーツひとつずつ除去していくのは骨が折れる作業でしたが、
せっかくキメた角度を崩さないためには、慎重にならざるを得なかったのです。
残念ながら、それでも気泡の混入は防ぎきれませんでしたが、透明感は増したと思います。
管理人の若い頃には知らなかったレジン、UVライトの照射で固まるので、とても便利な材料です。
ヘビはウレタンが染み込んだら変色しましたね。
これは次回作への課題です。
R&M萌えには、色という可視化可能な要素にとどまらず、「状態にも及ぶ」心理的側面がある
矛盾と同居するのが人生
樹脂パーツのレインボー、金属パーツの金銀、天然素材が作る暗色のグラデーションで「色」を
動物園か? というほどの各種天然素材で「状態」を
もってして、「多様性の受容=R&M萌え」を表現することになっているのですが、
小さな釣り具でここまで詰め込んだのは初かもしれませんので、
管理人史上でも例を見ない、究極のR&M釣り具と言えそうです。
まだまだ仕上げのクリアーと研ぎが未完ですが、
デザインとしては完成、これ以上の進化はありません。
(竿のキズ防止で、最後にフェルトは貼ります)
ですが、物語はまだ続きます。
ミドリガメの輸入や販売が「御用」になってから、今月末でちょうど1年になります。
いもむしインスパイア
誤解している人もいますが、野外放出しなければ飼育自体は問題なしです。
5日前の記事では、嫌な予感はありました。
こんなことを書いておいて、逃げられたらどうするんだろう、と。
実は別の釣り具で、過去に死んだインコの羽根を埋め込んだことがあります。
このときは生前の形見分けとなり、その後何年も生きたのですが、
甲羅を貼っているときに頭をよぎり、本当は縁起でもないことだと感じました。
これらは、いわゆる「死亡フラグ」ということになるわけですが、
はたして昨日午後、1匹行方不明になりました。
昼前には甲羅干しする姿を目撃しています。
我が家に来て7年ですよ。
こんなに悲しいことはありません。
エサをねだる姿、ケージの目に両腕をもたれかけてもう1匹とコミュニケーションしようとする姿、
立ち上がって外を眺める姿は、本当に愛嬌がありました。
もう1匹より好奇心旺盛で、頭の良い子だったと思います。
すべてはケージの天井にネットを張らなかった管理人の責任ですが、
大きくなって庭で飼う日を心待ちにしていました。
満を持し、庭に出してから2ヶ月経っていますし、ケージには脱走の形跡がないので、
おそらくカラスかネコに襲われたのだと思いますが、
そのとき何が起こったのか、真相を知りたいという思いが消せません。
攫ったところで、硬い甲羅がある以上、そう簡単に食べることはできません。
高い空から落として甲羅を割るという知恵を持つ鳥もいるらしいですが、
うまく逃げて、どなたか優しい飼い主に出会えていれば良いなと祈るばかりです。
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