ライトアップ

当サイトでもこれまで、レインボーに発光するモノ・コトを取り上げて来ましたが、
ふとイルミネーションとライトアップの違いが気になりました。

イメージ的には、イルミネーションはソレ自体が光るもので、ライトアップは対象物に光を当てるものです。

イルミネーションとライトアップは、どちらも夜間に照明技術を用いて美しさや魅力を引き出す装飾方法ですが、それぞれに特徴があります。

イルミネーションは、電球や発光ダイオード(LED)、光ケーブルなどにより淡い光の光源を集め、電飾看板や風景、人物などをかたどって夜間の風景を作り出す装飾です。電飾とも呼ばれ、光には人を惹きつけるものがあり、暗闇を照らすことで人々に安心感を与えます。また、様々な技術や電球を組み合わせて幻想的な夜を演出することで、小さな子どもたちに夢を与え、ドキドキやワクワク、感動を与えることもできます。

ライトアップは、建物、橋、歴史的な建造物、公園、庭園、モニュメント、塔、街路、野外彫刻、記念碑、樹木、瀑布など、環境を構成する大型の建造物、時には自然物にも照明を当て、光で演出することを指します。光を当てる対象の全体または部分を、暗がりのなかに美しく浮かび上がらせるという演出上の目的があります。

Google Search Labs | AI による概要

Googleで検索してみると、果たしてそれは正しかったです。
イルミネーションの例はこちら。

ゲーミングSSD

ライトアップの例はこちらですが、これは内側から光を当てているっぽいです。
Google検索結果には、光の照射を内からか外からかは記述はないので、矛盾はありませんね。

続々・彫刻の森美術館

ただ、ガラス作品の内側から光を照射するということと、
電球の発光体とそれを覆うガラスの関係とは同じ状態になっているわけで、
彫刻の森美術館のこの作品に関しては、イルミネーションだとしても間違いではないのかもしれません。

プロジェクションマッピングはライトアップの一種と言えそうですが、
世の中的には、ライトアップとイルミネーションを結構混同しているように感じます。

たとえば冒頭画像、スカイツリー検索結果のスクショでは、ライトアップという単語が見えますが、
おそらくスカイツリーはイルミネーションなんですよね。
光を当てていないと思うんです。
(行ったことは一度もないので、今度見に行ってみたいですが)

そのため、「スカイツリー+イルミネーション」でも、きちんと検索結果でレインボーな写真が出てきます。
スカイツリーの公式ページではどう表現しているかと言えば、

ライティング

東京スカイツリー/ライティング情報

上手いですよね。
イルミネーションもライトアップも、たしかにライティングでしょう。
誰も傷つけません。

いずれにしても、観光客からすれば照明の種類なんてどうでも良いわけです。
夜に浮かび上がる光はカラフルであればあるほど良く、
これは花火大会でもTDL(TDR)のエレクトリカルパレードでも、
(日中はゴンドラがレインボー、夜はライティング)でも然り。

つまり本質的に、人はレインボーが好きなんじゃないかと感じるんですね。
以下は、「スカイツリー+ライティング」のGoogle画像検索結果ですが、
レインボーライティングはレアのために少ないとしても、
各色バリエーションを紹介する画像になっているものが多いです。

「スカイツリー+ライティング」のGoogle検索結果

エレクトリカルパレードでは、ひとつのオブジェで実現できなくとも、
全体でレインボーを演出していますし、

花火では残像(リアルにも記憶にも)を利用した時間差によるレインボーが成立しています。
これも、エレクトリカルパレード同様、集合して成るR&Mと言えるでしょう。

ちなみに同じレインボーライティングでも、レインボーブリッジのレインボーは個人的には苦手です。
繰り返しが、ワンポイントの美学に反するためです。

「レインボーブリッジ+ライトアップ」のGoogle検索結果

もちろん綺麗だとは感じていますよ。
感じますが、自身のR&M趣味からは外れるというだけですので、誹謗中傷のつもりはありません。

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