虹色現象まとめ

雨雲抜けた札幌で虹が出現
七色以上の「過剰虹」

2024/05/27 16:44 ウェザーニュース

今朝、目覚めて何気なくスマホを手に取ると、ウェザーニュースの記事が目に留まりました。
昨日の札幌の虹を伝えるニュースですが、なるほど7色より多い場合を過剰虹(かじょうにじ)と呼ぶのですね。

とはいえ、7色という定義は日本だけものであり、
見え方は主観と刷り込みによって変わってくると、以前に書きました。

そもそも、虹=7色ってのは日本だけらしいですよ。

世界では虹は7色ではない!?(元記事リンクあり)

まじめに考察すれば、
グラデーションには中間色があるので、厳密に言えば虹の色数は無限に等しいはずですし、
数え方には個人差があって当然です。

ノベルティ

それでも、一定の基準を定めて観測し、研究されているのは事実なようです。
条件によって色の順序が「逆」になる場合もあるようですが、順序の存在こそが数の存在を裏付けるものであり、
そこに個人差があっては科学になりませんので。
太古の昔より日本人の感性は、世界と比べて繊細だったのかもしれないですね。

冒頭のウェザーニュースの記事を読了後、「過剰虹」でググってみたところ、
「過剰虹とは何か」に続けてハロや環水平アークに関する記事がヒットしました。
トップは今回引用のウェザーニュースの記事でしたので、まさに「旬」なネタということになりますが、
その次の目撃記事は以下でした。

“過剰虹”を目撃

2014年10月1日知床博物館協力会

10年前の記事で、しかもまた北海道です。
そんなにレアな現象なのか? と思いきや、第3位の目撃記事は6年前の静岡でした。
ですので日本全土というスケールで見れば、ちょいちょい起きているんでしょう。
1個人がちょいちょい見られるかどうかは別として。
こちらの記事の写真の方が、冒頭写真よりわかりやすいですね。

静岡でクッキリ濃い虹
レア現象『過剰虹』が出現!

2018/09/11 09:34 ウェザーニュース

この記事では、他にも様々な虹のバリエーションが紹介されており、勉強になります。

今回のGoogle検索で出てきたハロとか環水平アークという言葉はたまに聞きますが、環水平アークはハロの一種だそうです。
以下のサイトに詳しいです。

環水平アークの季節がやってきた!

東葛毎日新聞社

シーズンがあるんですね。
なにより、このイラストぜんぶハロで驚きです。
以下の記事は、このイラストにある現象を写真で見られます。

レア度で解説!めったに見られない虹色現象とは?

2018/11/07 11:22 ウェザーニュース

では、以前に管理人も記事にした「彩雲」とハロの違いは何だ?
という話になりますが、

続:古いアルバムの中に③

「彩雲とハロ」という比較記事はどうやらなさそうで、「彩雲と環水平アーク」になります。
これは出現する位置が問題になるのでしょう。
彩雲と誤認する可能性のあるハロは環水平アーク、ということなんだと思います。

環水平アークと彩雲

NHK広島放送局

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