ゴレンジャーから連綿と続く戦隊シリーズは、
仮面ライダーシリーズと並ぶ石森プロによる看板作品です。
時代によって人数(色数)の増減はあるものの、
いつも色が足りないと感じていた戦隊シリーズの中でも、
管理人の眼にトッキュウジャーは異色の存在に映りました。
幼い子供たちと一緒に観てハマったのは、
トッキュウジャーより10年も前のデカレンジャーだったので、ストーリーはよく知りません。
デカレンジャーは管理人と同じレアな姓を持つ登場人物がいて、
もしかすると息子たちは、自分の姓がレアだという認識がないまま幼少期を過ごしたかもしれません。
成長してからは、さすがに認識を改めたと思いますが。
列車だけに脱線しました。
トッキュウジャーに話を戻しますと、
シリーズ史上かつてないほどにレインボーを意識した作品だったな
ということです。
プロデューサーが管理人と同じように、従来作品での色数の不足を感じていたのでは?
と感じるくらい、レインボーへのこだわりを前面に出していました。
それまでは、幼児向け玩具にありがちな明るく濃い光の3原色(RGB)を基本に、
(グリーンの代わりにイエローで3名ということもありました→CMY)
あとの2色(2名)はテキトーという印象がありました。
作品後半で、レインボーなユニフォームを纏った強力な助っ人が追加で登場した例もあることを考えると、
色数の少なさへの違和感を抱えていたスタッフは、シリーズを通して少なからずいたのかもしれませんね。
そんな中、トッキュウジャーは最初から6名構成。
6名なのに、合体ロボ最終形態は6両ではなく13両編成。
色数を増やす意図が見え見えです。
もっともそれは、スタッフの嗜好の問題というより、
マーケティング的に商品点数を増やしたい思惑が先なのでしょうけれど。
また、助っ人というかオブザーバー的な立ち位置(だと思います)のラビット関根が車掌役で、
レインボーのユニフォームならぬネクタイを着用していました。
冒頭に異色と書きましたが、実は過去のレインボー登場の文法はキッチリ守られているんですね。
ただそのタイミングと、押し出しの圧が違うだけで。
バンダイの通販では、当然のように車掌のレインボーネクタイが発売されました。
色は紺と水色の2種類。
柄はレジメンタルストライプと、くりかえしなしのストライプの2種類。
それそれの組み合わせで4バリエーションが存在しましたが、管理人は4本すべて購入しました。
その頃ちょうど前職では異動となり、
それまではマイカー通勤&トラックドライバーだったものが、
電車通勤&デスクワークとなったこともあって、ネクタイはナンボあっても困らない状況でした。
ただ、質感があまりよろしくなく、ひとことで言えば「安っぽい」ネクタイだったため、
ガンガン着用したかといえば、そうでもありませんでした。
それでも、気分をアゲたい時には好んで締めて(絞めて、結んで)出社しました。
5年の電車通勤の中で、同じネクタイは1度だけ見たように思います。
とんでもなく激レアな商品、激レアな嗜好なのだと当時は思いました。
現在は、「R&M好きは世に結構いる」と思っていますので、
LGBTのイメージカラーでもあることが、購入・着用を躊躇わせているだけ
ということでしょう。
実際、誤解されていないか気になったことはあります。
LGBTの人たちに偏見は持っていないつもりですが、
わざわざ誤解される必要もないとは思っていますので。
新宿2丁目をこのネクタイで歩いた時は、友人達からさんざんお説教されました。
仕事帰りで急遽の飲み会となったため、やむを得なかったのですが。
その後断捨離で、くりかえしなしストライプの2本は処分しました。
脱サラ起業でスーツな日々は過去になりましたから、4本もあってもな、と。
安っぽさがレジメンタルより強かったための選択でした。
マイルールに従えば、「ワンポイント」を残して繰り返しを捨てるところでしたが。
ちなみに、静岡レインボートレインズといいこの記事といい、
鉄オタなのかと思われるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。
たまたまです。
車掌役の衣装で電車通勤するというのは、当時個人的にはツボでしたが。
4/28追記。
購入当時のスクショを発掘しました。
Androidっぽいですが、れっきとしたiPhoneです。
当時は脱獄していたために、ステータスバーがごちゃごちゃしているんですね。
そうか、この時代はSoftBankだったのか
などと感慨にふけっておりますが、
電波状況のレインボーにも注目です。
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